今日は、超薄型の洗面台を見つけました。
図面はこちら。
えっ!?
石の厚みが15mmではありませんか・・・
通常、石のスラブ材の石厚は最低20mmからです。
25mm・30mm・40mm・それ以上と
それぞれの石厚のスラブ材が流通しています。
この厚みの中から、寸法に沿って製品を制作していきます。
ということは、こちらの制作に使用するスラブ板は20mm厚。
ここから、ドラム機で5mm落とす必要があるわけですね。
へぇ~・・・
一工程の手間が入るのですか・・・
また、薄型である上に、洗面穴は比較的大きいです。
強度的にも少し心配な時は、鋸目を残し現場施工時に
穴を開けたりもします。
この判断は、開口穴サイズに加え
手前寸法と奥寸法で決めていきますよ。
今回の小口の加工は坊主加工に加え、コーナー部分の曲線が
一段と素敵ですね♪
このような超薄型サイズは、どんな石でも制作できるとは限りません!
他の大理石に比べて 比較的衝撃に強い石だけに出来ることなんです!!
衝撃に強いビアンコカラーラは、キッチンカウンターを始め
パンこね台、洗面台、床、上框、羽目など幅広く利用され
愛されている大理石です。
清潔感あふれる白に、上品さを持ち合わせ
しかも、衝撃に強く多様に使用される
白大理石、ビアンコカラーラを
是非、あなたにも届けたいですね♪
【※石種】
イタリア産 大理石 ビアンコカラーラ
【※特性】
多くの大理石の代表石種で世界中で使われています。
多くの丁場により色調、柄は多種に分かれ、
ピンホール、白線、淡黄線が若干混入したりします。