こんにちは!未知です。
今日の工場では、コタタキ仕上げの製品を作っていました。
図面はこちら。
正面と上の部分二面をコタタキ仕上げにしていきます。
が・・・
さて、『コタタキ仕上げ』とは、一体どのようなものなのでしょうか?
ビシャン叩きした面の上を、さらに先の尖ったノミで
一定方向に平行に叩いたもので、
「一回叩き」「二回叩き」「三回叩き」とあります。
50ミリ間隔に一回は25刻み、二回は33刻み、三回は50刻みが目安となります。
と、いうことはビシャン仕上げよりもう一段階、手間がかかっている
ということになりますね・・・
はてさて、それでは『ビシャン仕上げ』とは???
2017年の12月にも、ビシャン製品のご紹介をさせて頂きましたが、
もっと詳しくお話しますね♪
ビシャン仕上げとは、
機械挽きした表面又は小切り(小ノミ)した表面をビシャンといい
ピラミッド型の刃突起のついた槌でコツコツと叩いたものです。
一本の槌に突起が何個ついているかによる、目数の数。
ビシャンの目数は25目・64目・100目に分かれ、数が多いほど緻密な仕上げと
なりますね!
そんな工程を経て、ようやくコタタキ仕上げの製品が完成しました!
職人の思いが沢山詰まった製品を、ぜひあなたにも届けたいと思います♪
【※石種】
御影石 中国産(福建省) G603
【※特性】
10~20mmの白色結晶が点在するのが特徴。
石目は多少粗く、吸水率が高い為、
サビと呼ばれる鉱物の影響で、茶色のシミが浮くことがあります。
しかし石質が安定しており、価格も安かったことから
多くの施工例がある御影石です。