今日は、一つ一つ丁寧に表面を加工する
割肌仕上げの束石を制作していました。
図面はこちら。
天端は荒ズリ仕上げで、四方が割肌仕上げです。
割肌仕上げとは・・・
石の表面をゲンノウなどで適当な大きさ、厚みに加工した物です。
天然の雰囲気を出す為、使用表面には出来るだけノミ跡等の道具あとを付けないのが
職人の腕の見せ所ですね。
一打ちずつが、表情を変えていきますよ!
最後に中心に貫通穴を開けて完成となります。
重量感と迫力ある表情を見せる割肌仕上げ。
偉大なる自然を存分に表現した製品となりました♪
【※石種】
中国産(福建省)御影石 G654
【※特性】
中国産ダークグレー御影石では最も生産量が多いです。
福建省の各地で採掘され、地名を付記して区別している
長泰(チョウタイ)、角美(カクビ)が主流で使用されています。
丁場、採掘層により色調、結晶の差が大きいので注意が必要です。