今日は、大きな大きなカウンターを見つけました。
図面はこちら。
巾は2000mm。奥行900mmの一枚物カウンターです。
サイズが大きいほど、石材をクレーンで吊り上げたり
加工するにも場所を取る為、作業には色々な工夫がなされています。
今回は、サイズがBIGな上、開口も大きいです。
インパラブラックは御影石で比較的強度がありますので
何とかご希望通り加工することが出来ました。
しかし、作業はとても慎重に進めていきます。
まず、開口の直線部分は丸鋸で切断。
コーナー部分は、ハンドカッターで形を造ります。
残り巾は、60mm~70mmですので丁寧に作業をしていました。
この後は、手磨きで開口部分の小口を磨いていきます。
工場でようやく完成したカウンター。
しっかり梱包して、破損の無いよう祈りながら
お客様の元へと運ばれていきました。
【※石種】
御影石 南アフリカ産 インパラブラック
別名:ラステンバーグ
FG30
【※特性】
黒系、ダークグレー系御影石の最も代表的な石種で
建物の屋内外や
石造品など、さまざまな場所で利用されています。
イレギュラーな偏光性と呼ばれる大きな玉柄が発生する場合が有り、
特にバーナーや水磨きで発生することがある為、注意が必要です。