今日は、小段付き敷居の制作をしていました。
図面こちら。
今回は、一番厚みの薄いところが10mm厚になり
とても薄くなります。
一体どのように仕上げていくのでしょうか?
まず、ビシャン仕上げとは、
ピラミッド型の刃、突起のついた槌でコツコツと叩いたものです。
ビシャンをかけていく面積に応じて、刃を決めるのですが
今回は、一本の槌に突起が16個付いている
16目ビシャンの道具でかけていきますよ!
小段部分は、厚み10mmしかない為、
ビシャンをかけているうちに振動で割れる恐れがあります。
ですから、厚みの有る板材から加工に入り
ビシャンをかけてから、最後に全体20mm厚にしていくんです。
なるほど~・・・
こんな工程を経て仕上がるのですね!
完成です。
アップで見てみましょう♪
離れて見て見ます。
細やかに、
また、大事に丁寧に時間をかけて仕上げた製品は
職人の思いと一緒に、お客様の元へと届けられます!
【※石種】
中国産(山西省) 御影石 山西黒
【※特性】
中国産の黒御影石の代表と呼ばれる山西黒。
丁場で品質の良し悪しの差が出ますが、
南アフリカなどで採掘される黒御影石よりも安価な為、
日本では一番よく使われている石ですね。