今日は、緩やかに角度の付いた縁石を見つけました。
図面はこちら。
厚み30mmの板材を使用し、奥行き100mmに対して50mm部分に
ドラム機にて16.7度の角度を付けます。
その後、バーナーをかけて完成となります。
本磨きとはまた違い、薄い赤い色の顔を見せるバーナー仕上げ。
滑りにくく、足元にも優しい縁石となりました。
【※石種】
中国産(山東省) 御影石 G386-7
【※特性】
南米のブラジル産カパオボニートに良く似た色目です。
赤系に分類される中でも、深紅ではなく赤茶色をしているのは
含有鉱物の鉄分が溶け出し、酸化した錆に染まって赤い色を出しているからです。
赤茶色から深い所で採掘される黄色っぽくなる色まであり
この違いから、G386の後に数字が付けられている場合もあります。