今日の工場では、大型の円型テーブルを制作していました。
図面はこちら。
『レザー仕上げ』とは、微妙な凹凸が有り、革(レザー)の様な質感で
艶を出さずに色調が表現されている仕上げです。
まず、1600mm角程の板材に切断しておきます。
パレットに立てかけられた石は、とても大きく
これから、この石で円型に形が造られるのかと思うと
ワクワク♪してきましたよ!
裏面は10mmの裏チリが有ります。
小口も手磨きで、水磨き仕上げしていきます。
作業工程の中ではクレーンも使えない為、
大人4人がかりで丁寧に移動されていた円型テーブルでした。
時間の流れが作り出す様な滑らかさに、
落ち着いた風合いと深い色彩が表現された『レザー仕上げ』。
優しく扱われて完成したテーブルは、使う人に温もりを伝えられる
そんな製品となりました・・・
【※石種】
中国産(山西省) 御影石 山西黒
【※特性】
中国産の黒御影石の代表と呼ばれる山西黒。
丁場で品質の良し悪しの差が出ますが、
南アフリカなどで採掘される黒御影石よりも安価な為、
日本では一番よく使われている石ですね。
