連日、忙しく続く坊主加工。
一体どんな風に出来上がるのでしょう??
私と一緒に、坊主加工の工程を覗いてみましょう!
こちら、寸法書です。
まず、丸鋸で寸法通りに切断された板から、
石屋では、
①小口に型を描きます。
この製品、石の厚みが約30mmで、小口のR面は15Rになります。
石材のR面のRとは半径(Radius)のことを表しますので、
15Rとは半径15mmのことです。
②まず、サンダーで上の部分を削っていきます。
③裏面にして、下の部分を同じ様に削ります。
④上下に満遍なくサンダーを当てていき、15Rを作り上げます。
へぇ~、
ここで、ほぼ形が出来るわけですね。
さすがです!
この次の手磨き工程は、次回にて紹介します。
お楽しみに♪
【※石種】
インド産 御影石 サファイアブラウン
【※特性】
大きな岩盤から生産されます。
色調や柄のバラつきは少なく安定、多くの現場で使用されています。
ブラウンの結晶の濃淡によりタイプが2種類に区別される石ですね。