今日工場には、手間のかかった巾木がズラリと並んでいました。
図面はこちら。
石厚は40mmを使用。
まず、ドラム機で全体に40mmに決めます。
小口部分は先にブリックで水磨き加工しておきます。
その後一部を20mm落とし、石屋の手作業で内面を12R面で造り上げます。
ドラム機で巾5mm×深さ5mmを付け、最終工程の手磨きへと渡されます。
さじの部分や、赤線部分が手磨き加工する所ですね。
こうして多くの工程を経て完成した、水磨き仕上げの巾木。
マットな仕上りと、さじを付けた曲線と溝加工は
デザイン性溢れ、一段と美しい製品となりました♪
【※石種】
イタリア産 大理石 ビアンコカラーラ
【※特性】
多くの大理石の代表石種で世界中で使われています。
多くの丁場により色調、柄は多種に分かれ、
ピンホール、白線、淡黄線が若干混入したりします。