今日の工場では、こんな形の製品を見つけました。
図面はこちら。
甲板は台形の形に加え、コーナー部分は30mmと10mm面のアール加工です。
そこへ、小口は10R面取りを付けていきます。
まず、直線部分は丸鋸でカット。
次に、型板に合わせてコーナー部分を石屋で加工していきます。
赤く印の付いた部分を、手磨きで磨いていきます。
手磨き後です。
艶が一際輝いて見えますね♪
台座も同じく小口は10R面取り。
赤印部分を、手磨きで磨いていきます。
手磨き後です。
いかがでしょうか・・・
優しいアール面取りが、表情豊かに
一段と品格ある製品へと変わりました!
【※石種】
イタリア産 大理石 ビアンコカラーラ
【※特性】
多くの大理石の代表石種で世界中で使われています。
多くの丁場により色調、柄は多種に分かれ、
ピンホール、白線、淡黄線が若干混入したりします。