今日の工場では、『大理石 ドラマチックホワイト』で天板を制作していました。
図面はこちら。
板材は20mm厚を使用しての制作です。
小口は正面から見ると、前垂れを接着することにより
30mm厚あるように見えます。
通常の前垂れ接着とは違い、トメ接着加工は
工程がひと手間かかる作業が入ります。
どのようにして進められるのでしょうか?
まずは板材を寸法通りにカットします。
こんな細長い穴もお手の物♪
しかも、四隅のコーナー部分は6R面を付けています。
トメカットされた部分を貼り合わせます。
なにやら、ボンドが溢れていますが
大丈夫でしょうか・・・
実はこのボンド。
接着を強化する事と、隙間を埋めるという
利点の元で使われていますよ。
養生させた後、いよいよ面取りすることにより
一段と美しい小口へと変身しました!
【※石種】
ギリシャ産 大理石 ドラマチックホワイト
別名:アジャックス
ボラカス
フォルクスホワイト
【※特性】
白い色調の中で独特の斑が美しく流れます。
ギリシャで生産量の非常に多い大理石ではありますが
グレーの太い帯、多くの線柄が入り均一な原石は少ないです。