今日は手磨き職の作業様子をご紹介します。
早速ですが、見て下さい!
均等にサンダーを当てていくところは、まさに神業ではありませんか!!
研磨機で研磨できないところを、人の手を加えながら仕上げていく。
石種によっては、硬い石、柔らかい石とさまざまで
それぞれの特性に合わせながら、感覚と経験を活かし磨きをかけていきます。
特に硬い石の艶出しは、職人の力量次第と言われるほどなんですよ。
人の手が加わるからこそ、石の美しさがグンと引き立つのですね!
【※石種】
スペイン産 大理石 ロッソアリカンテ
【※特性】
「血と金の国旗」と言われるスペインの国旗を思い起こさせるような、赤い大理石。
赤褐色地に白脈が入っているのが特徴です。
ピンホールと呼ばれる小さな穴も割と沢山あるのが欠点ですね。
しかし、天然石材の中では最も美しく高い格調を持っています。
加工性の良さから、古くから建築の材料として
使用されてきた石でもありますよ。