今日は、オレンジ系大理石『ロッソマニャボスキ』で
沓摺の制作をしていました。
図面はこちら。
ホールに取り付けれらる沓摺は、緩やかな曲線ラインに
小口は角度が付くテーパー加工(シノギ面)です。
型に合わせながら、ハンドカッターで形を造り上げます。
小口のテーパー部分です。
わずかに付けられた角度は、足元にも優しい製品となりました。
【※石種】
大理石 イタリア産 ロッソマニャボスキ
別名:ロッソアジアーゴ
ロッソブロッカート
ロッソベローナ
【※特性】
赤オレンジの地色に、赤い筋模様が入ります。
丁場により色調が異なり、それぞれ別名で呼ばれる場合が多いです。
柾目加工で使われ平行流れ柄となる為、裏張りの補強処理が必要と
なります。
古風な雰囲気を持ち合わせる石ですので、
レトロ感を出すにはピッタリの赤茶系大理石ですね。